金価格が、ついに1グラム7000円の節目を突破。
ここ十数年は3000円から5000円ぐらいが相場でしたが、経済不安の高まりが一層増し、金が有望な資金の逃避先となっている状況です。
今後も金価格が上昇されることが予想され、金バブル突入かという声も。
特に、最近の半年では、上昇率の高さが異常で怖くなるぐらいです。
今回は、本当に金価格がバブルに突入したのかどうか見ていきます。
新しい投資先として活用できる可能性もありますので、検討してみてください。
信用リスクがないのが大きい?
現金はもちろん、株式や国債などの金融商品は、中央銀行などの発行体が存在しています。
そのため、信用度が上がれば価格も上昇することが多いですが、下がると下落してしまいます。
経済不安が大きくなると、下落する方向になるのが基本でしょう。
しかし、金価格に関しては違います。
発行体が存在していませんので、半永久的に存在価値を維持することができる点がメリットです。
経済不安が大きくなったとしても、価格が下落することはほとんどありませんので、相対的に浮かび上がってきてしまうのではないでしょうか。
プラチナと比較するとどう?
2010年代前半は、金よりプラチナの方が価値と価格が高い状況となっていました。
しかし、2010年代中盤以降になると金がプラチナを逆転。
価値はプラチナの方が高いと言われていますが、価格は金の方が高いというねじれの状況です。
この不思議な傾向は、経済不安が大きくなっている現在では、さらに開きが拡大。
今後も差が広がる可能性が高いです。
この状況も金バブル突入かと言われる要因の一つとなっています。
産業需要の停滞も要因?
プラチナの産業需要の約70%は、自動車業界や化学・エレクトロニクス業界となっています。
経済不安により打撃を受けている業界ですので、プラチナの需要減少にも繋がってしまうでしょう。
しかし、金に関しては違います。
宝飾品や個人投資などの貴金属としての需要となっていますので、産業需要の停滞の影響はそれほど受けていません。
この点により、相対的に浮かび上がってきてしまうのもあるのではないでしょうか。
おすすめの店舗
◆大阪で金買取なら【ゴールドウィン 梅田店・難波店】 - gol-win.com